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【Wedding Report】萬屋本店での暖かな想いに溢れるウエディング
日頃よりAuthentiqueのブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
Authentique鎌倉の大木でございます。
鎌倉の長谷にある萬屋本店でご結婚式をされたお二人の、お衣裳と素敵なお写真をご紹介いたします。
お二人になぜ結婚式をするのかお話を伺った際
“人生に関わってきた方々をお呼びし感謝の気持ちを伝えたい。
ゲストの方にも暖かな気持ちになって過ごしてほしい。”
そうお話してくださいました。
当日お召しいただいたお衣裳は、白無垢・色打掛・ウェディングドレスの3着。
白無垢は四季草花が描かれた唐織。
唐織は、縦糸に対して柄を織り出す横糸を太く織られることより、ふっくらとした贅沢なボリュームがあるのが特徴です。
ご新婦様はこの姿をお父様とお母様に花嫁姿を見せてあげたいと感じていらっしゃったそうで、
当日も大切に育ててくれたことへの感謝を感じながら、親御様と過ごされた思い出を四季草花のせて挙式を過ごされたご様子でした。
ご一緒にお衣裳合わせにお越しになった際、牡丹のお花に思い入れがあるとお話くださったお母さま。
黒留袖の柄に牡丹のお花が入ったものをお選びになりました。
そこでご新婦様から母子で柄をそろえられたらいいなとご相談をいただき、
お母様の黒留袖と同じ牡丹のお花が描かれた色打掛をご紹介いたしました。
色打掛;群鶴王朝優美文
すっきりとした乳白色の生地に、重みのある抑揚の効いた配色が引き立ち、
高貴な風情は高級感ある花嫁姿を演出します。
職人のすべての技法が詰まったといわれるこちらの一着は広げると絵画のようになる総絵羽模様で
結婚式当日もドレスにお召し替えされてからは入口の土間に飾り、皆様をお見送りいたします。
そして、お色直しをしウェディングドレスで再入場。
お選びいただいたのは、萬屋本店の大正ロマンな雰囲気に合う上品な
Peter Langner(ピーター・ラングナー)のドレス。
男性デザイナーが手がけるドレスは
お召しになる花嫁様が360度どこから見ても美しいシルエットに見えるように、
計算されたシルエットが特 徴です。
コードレースの立体的な華やかさに袖や背中に施されたくるみボタン、ハイネックのデザイン、 シルクタフタの重厚感ある生地は、まさに萬屋の大正ロマンのイメージにぴったりな1着。
萬屋本店の雰囲気がとても好きとお話してくださったご新婦様。
会場のレトロさとクラシカルなドレスがより大正ロマンな雰囲気を引き立てておりました。
結婚式の終盤、新婦より親御様に感謝の言葉を伝えられたシーンではその場を感動が包みこんでいました。お二人が最初にお話してくださった、結婚式を挙げる理由がしっかりと叶えられたのではと思います。
ご結婚式が結んだあとお二人からこのような暖かいお言葉をいただきました。
「ゲストの方々には、どれも本当によく似合っていた、
ゲストや親御様のためにたくさん悩みながらもつくりあげられた結婚式は、最高のおもてなしになったことでしょう。
とても暖かいご両家の想い溢れるご結婚式を担当させていただき、お二人が沢山こだわっていただいたコーディネートからゲストや大切な方へ想いが伝わったことを、とても嬉しく、幸せに思います。これからのお二人らしく笑顔の絶えない日々が送られますよう、心から願っております。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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