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【ブランドepisode】PETER LANGNER(ピーター・ラングナー)
日頃よりAuthentiqueのブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
Authentiqueの太田でございます。
本日は、Authentiqueでお手伝いしてきた多くの花嫁様からシルエットの美しさで人気を誇るブランド、PETER LANGNER(ピーター・ラングナー)のバイイングでのエピソードをお届けいたします。
イタリアミラノのオートクチュールブランドとして有名なPETER LANGNERのバイイングはNYで行われ、私達Authentiqueも直接アポイントを取ってセレクトしに行きます。
なんと言ってもPETER LANGNERの展示会での特徴は、デザイナーPETERのこだわり。
毎回そのドレスについてのこだわりポイントを自ら熱く語ってくれます。
セレクトした中の1着がこちら。
【DressNo:03-70441】
シルクサテンをたっぷりと使用した重厚感のあるボリューミーなオーバースカートがクラシカルな印象を与え、
トップスのVカットとバックのチュールが抜け感とスタイリッシュな雰囲気を持つ絶妙なデザインバランスの1着。
これはね、とPETER自ら語ってくれたのは、シルクサテンについて。
今では希少価値の高いものとなってしまった、表裏シルクサテンの素材。
イタリアで1社のみでしか作れない伝統的な技法で仕立てられています。
さわり心地が良いのは言うまでもありませんでした。思わずうっとりと、ずっと触っていたくなるような素材です。
また、トップスにあしらわれたステッチは1つ1つハンドメイドであしらわれています。
すっきりと見えるバスト周りと引き締まるウエストラインが計算されたステッチの入り方には、本当に感動しました。
随所にPETERのこだわりを感じるドレスです。
また、ドレスを製作する時のエピソードをPETERが語ってくれました。
毎回ドレス1着ごとに、女性像を想像してデザインをするから、コレクション毎のテーマは設けていない。
このドレスは、ドラマティックな女性をイメージしていました。
オーバースカートを付けた時は、ボリュームのあるスタイルで本物のプリンセスのような上品な女性らしさ、
外した時は、スタイリッシュな大人っぽい雰囲気で二面性のあるデザインになった。
1人の女性がその場面場面で違った印象になる、ドラマティックなシーンを想像されて出来た1着でした。
また、バイイング中にPETERのドレスへの情熱が伝わってくる出来事がありました。
たまたまドレスのボタンを留めるループが外れそうになっていたことを見つけたPETER。
自ら率先してループを直し始めました。
たくさんスタッフを連れてきていましたが、PETER自身が1着1着に深い愛情とこだわりを持っていることがその姿から強く伝わってきた瞬間でした。
ドレスに対しての強いこだわりと、着る花嫁様のことを深く考えながらデザインしてくれるPETER LANGNER。
その熱意は尊敬に値し、毎回直接聞くことのできるPETERの想いにとても感動します。
PETER LANGNERのドレスは、パターン美を最大限に活かしたデザインで、着たときに背筋が伸び凛とした雰囲気を纏えるような品格のあるデザインです。
世代を越え何十年後も美しいとずっと思える、クラシカルで上品なスタイルを叶えてくれます。
結婚式や大切な人にお披露目するフォトウェディングなどで、お2人の決意や覚悟、感謝などの大切な想いを表現するのに背中を押してくれる素敵なブランドです。
これからもたくさんの花嫁様へお届けできますように。
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