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【Wedding Report】萬屋本店~調和する美しさを身に纏う~
日頃よりAuthentiqueのブログをご覧いただきありがとうございます。
Authentique鎌倉の市川でございます。
本日は、鎌倉の長谷にある萬屋本店でお式を結ばれましたお客様より素敵なお写真をいただきましたので、皆様にご紹介させていただきます。
江戸時代は文化3年より長谷の街を見守り続けた萬屋本店は、
上質な和の空間に、懐かしさと温かさが感じられる建物。
お二人はその建物の雰囲気に調和する美しさや身に纏う衣裳の意味合いを大切に、お召しになる衣裳を選ばれました。
当日お召しいただいたお衣裳は、白無垢・色打掛・ウェディングドレスの3着。
まず、挙式は白無垢でご入場です。
白無垢は、真っ白な衣裳に身を包むことによって「嫁ぎ先の色に染まります」という意味があります。
ご両親がこれまで大切に育ててくれたおかげで、新郎様と出会い、これから新郎家に染まることができるという親御様への感謝の意味を持ってお召しいただきました。
新婦様がお召しになった白無垢は、「相良刺繡」という技法で一針一針手作業で丁寧に縫い上げた逸品です。
両家の結びつきを意味する熨斗目、松や梅、桜、もみじなどの四季折々の花が描かれており、お二人の新たな家族としての人生の門出に相応しい柄行となっております。
白無垢No.00-70039 ※萬屋本店のお客様限定
色打掛No.01-70019 ※萬屋本店のお客様限定
引振袖No.02-70012 ※萬屋本店のお客様限定
続いて、披露宴入場時は色打掛に。
純真無垢の白無垢姿から、今度は新郎家のお色に染まったことを表す色打掛。
手刺繡で施されたお花や、流水の模様が描かれており、「幸せが永遠に続きますように」と願いが込められている着物です。
また、色打掛の下に「引振袖」を重ねてお召しになることで、ご両家の結びつきやご縁を意味し、新郎家のような明るく楽しい家庭を築いていけますようにという新婦様の願いが込められています。
和装の小物はアンティーク感溢れる色づかいで合わせ、会場や装花などを含めた全体の調和を意識しております。楽しくアットホームな披露宴のイメージに合わせて華やかさもありながら、洗練された統一感のあるこだわりのスタイリングとなりました。
そして、お色直しはウェディングドレス姿に。
お選びいただいたのは、お洒落な花嫁様にぴったりのROMONA KEVEZA (ロマナ・ケヴェザ)のドレス。
オーガンジーで出来た大輪の花が咲き誇るような、最愛の日にふさわしく女性心をくすぐる1着をお選びいただきました。
半透明のレースが、自然光や会場のライトに透けると神秘的で洗練された雰囲気を醸し出し、お写真でも目を奪われるほど綺麗でした。
Dress No.03-70445 ROMONA KEVEZA
新郎様のタキシードは、ドレスの柔らかい雰囲気に合わせてベージュカラーをセレクトされました。
より一層統一感が生まれ、萬屋本店の木目調の建物とも調和されたお二人らしいとても素敵なスタイリングとなりました。
ご家族の皆様の幸せがこれからも永遠に続きますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。