08/28
花嫁様を彩る小物
日頃よりAuthentiqueのブログをご覧頂き
誠にありがとうございます。
Authentique鎌倉の佐間野です。
和装での挙式の際、必ず最後の仕上げに
花嫁様には様々な小物をおつけします。
筥迫(ハコセコ)、懐剣(カイケン)、末広(スエヒロ)など、、、
和装小物にもしっかりと想いがこめられています。
筥迫は花嫁様のお化粧ポーチとして
江戸時代使用されていました。
胸元に入れることから花嫁様の
内なる想いが秘められています。
”私は、あなた以外の男性に染まりません”
という一途な気持ちを表現しています。
懐剣は、武家の女性の護身用の短刀を
布でできた袋に入れておりました。
当時結婚は家と家との間で決められることが多く、
一度嫁いだら死んでも帰らないという覚悟を
もって嫁いだ花嫁の決意を表すと言われています。
末広はその形状から”永遠に続く繁栄や幸せ”を表しています。
”心を契る”という意味が込められています。
意味を知って頂き、ぜひ、
ご自身の想いで小物を選んで見て下さい。
花嫁様の最後の身支度として
お母様と選んでみて下さい。
「いつも女性として美しくありなさい」
「身を守り夫を守り、そして子供を守る覚悟を持ちなさい」
「そしておめでとう」
言葉になくとも伝わるご両親様の想い。
ご家族にとってもきっと素敵なお時間になります。
Authentique 鎌倉
Tel 0467-61-3217